ロイヤルブルー・スピカ

スピカへ向かう箱舟

リーディングに伴う責任の話

先日の癒しスタジアム大阪でお客様とセッションさせて頂いて、やはりこの仕事は軽々しく発言してはならない仕事であるなあと、反省と同時にその重さも改めて実感する事がありました。

 

自戒の意味も込めて、いやむしろ99%が自戒、残り1%は他の方の転ばぬ先の杖になってくれたらいいなという期待として、今回はそれについて書いていこうと思います。

 

 

ちなみにその『他の方』というのは、ヒーラーとして仕事をする方だけでなく、お客様側の方も含みます。そのヒーラーが信頼出来る人かどうかの指針になりうる部分でもあると思うので。

 

この記事は私・コウ自身が『ワタシ、信頼出来るヒーラーなので( ー`дー´)キリッ』などと言いたいから書くのではなく、お客様ご自身の目で、コウ自身の事もちゃんと信頼出来るヒーラーなのかどうかを見極めて欲しいと思って書くものです。

 

『私はこういうヒーラーです』という事を真っ当に伝える努力はするべきだと思いますが、それを受け止めてどう判断するかはお客様ご自身に委ねられるべきものでもあるからです。

 

そりゃ信頼出来るって言って貰えたら本当にうれしいし、そうなりたいと思っているけれど、それとこれとは別の話ですから。

 

 

それらを踏まえてお読みいただけたらありがたいなと思います。

 

 

 

あと、誤解を招く前に再度書いておくと、あくまで私は視たものをそのまま伝える事を全うしているつもりですし、そうでなくてはならないと思っていますが、それがいわゆる『リーディング内容がご本人にとっての事実や認識と合致するかどうか』とは一切無関係である、という事も大前提です。

 

もし、前回記事をお読み頂いておられないようであれば、まずそちらをお読み頂いてから読み進めて頂けるとありがたいです。(最初に投稿してから少し書き加えている部分もあります)

 

 ↓ 前回記事はこちらです

healing-koh.hatenablog.com

 

  

 

 

占いをされる方とかも含め、何かしらでリーディングをする側の方にはよくある事だと思うのですが、お仕事や学業が上手く行くかどうか、ご病気が快癒するかどうかなどについて聞きたいとおっしゃるお客様はそれなりにいらっしゃいます。

 

 

セッションで依頼があれば私は特に問題なく承りますが、でもやはりその情報の扱い方については慎重にならざるを得ない所があります。

 

それは何故かというと、結果や流れによってはお客様の一生を左右する問題になる事もあるからです。試験結果や病気の事以外にしても、もちろんそうなんですけどね。

 

視えたものをそのまま伝えるけれど、エネルギー上はそう視えるというだけなので、どういうリーディング結果であれ、本当に私が視た通りに現実として現れるかどうかについてはお客様次第です。

 

また病気についてはリーディングしてエネルギー的処置は(必要であれば)するけれど、やはりそれはそれとして、気になる事があるのであれば、リーディング結果に関わらず出来るだけ早く病院に行くべきだと思います。

 

 

 

 

承る際はまずそれをお話させて頂いた上でリーディングさせて頂いています。

 

 

リーディング結果として特に問題がないと視えたら、問題なさそうですねとお答えしますし、問題がありそうであれば快方に向かうためにはどうしたらいいのかという事を追加でおろして来てエネルギー的な処置が必要であればそうするし、現実としてこうした方が良いと言われたのであればそれをお伝えする…という感じですね。

 

 

しかし問題なさそうに視えてそうお伝えしたお客様でも、その後お会いした時に残念な結果をお伺いする事もあります。

 

こういう所がリーディングの責任の重い所であり、難しい所でもあるなと私は思います。

 

私としてはその当時の私として出来うる限り、精一杯きちんとリーディングをして結果をお伝えしたと思います。

 

前回記事でもお伝えしたように、エネルギーはその時その時で常に変化しています。お客様の心の持ちようや現実に起きた出来事、それらをどう受け止めたかによって瞬時に大きく変わる事もあります。

 

目に見えないエネルギーの世界と現実は、無関係に見えて密接に関係しています。現実が変わればエネルギーも変わるし、エネルギーが変われば現実も変わります。

 

その瞬間のエネルギーの状態をリーディングしているので、ちょっとした事でリーディング結果とその先にある現実が全く違ってくる事も珍しくありません。

 

ヒーラー側としては『そういうもんだから』『そもそもリーディングは当たるとか外れるとかじゃないから』で済むかもしれませんが、お客様側からしたらそうはいかない事もあるし、結果が出た後にヒーラー側からそんな事を言われたってただの言い訳にしか聞こえない。なにより悲しいですよね、きっと。

 

 

私個人としては、そりゃもちろんいい気分でお帰り頂けるのがベストです。でもいい結果ばかり視えるわけではないです。

 

現状について厳しい事を言ってくるハイヤーセルフもいます。その時もその時でどうお伝えするかとても悩みます。

 

だからといってそのままお伝えしてお客様にショックを与えたり、傷になるような言い方をわざわざするのも違いますしね。(ただ状況などによっては『もっと厳しくキツい事言わなきゃだめ!!でなきゃこの人にはわからないから!!』と指示してくる過激派のハイヤーもいます。私の場合はめったにないですが)

 

でも嘘をつくわけにもいかないし、嘘にならない程度にマイルドにお伝えした結果、逆に伝えなくてはいけない事がきちんと伝わらなくなるという事態もよろしくない。

 

だからご気分良くお帰り頂けない事もあり得ます。

 

ヒーラーの仕事というのは最終的な結果としてお客様がより良い人生を生きていくためのサポートをする事です。お客様のご気分を害してしまう事があったとしても、伝えるべき事はきちんと適切に伝えていく事がその仕事を全うする事でもあります。

 

あくまでサポートですし、お客様の人生の責任が負えるわけではありません。それはどのお客様にもご理解いただけている事かと思います。

 

どういったメッセージが下りて来たとしても、それを踏まえてどうするか、最終的な決定権を持って行動出来るのは肉体を持って今を生きているお客様ご自身です。

 

でもヒーラーのリーディング結果が人生の指針のひとつとして多少なりとも含まれているとなれば、やはり責任は大きいです。

 

 

 

また、ヒーラー自身には視えているけれど、これを今のご本人にお伝えしても、今はいいかもしれないけれど、長い目で見た時にいい結果にならないという事がわかるような情報がおりてくる場合もあります。

 

そういう時も同じようにとても悩みます。

 

 

セッションや、私の今までの少ない人生経験からアドバイスをする事自体は簡単な事もあります。

 

例えばまだお若いお客様とそれなりに人生経験がおありのお客様だと、同じような問題にぶつかっていたとしてもどう対応させて頂くか、こちらの考え方も多少違ってきたりもします。

 

お客様がまだお若い方の場合は、セッションで答えやアドバイスをお伝えするよりも、長い目で見ればご自身なりに答えを見つけた方が、後々には良いのではないか、周囲はただそれを見守る事が今出来る最善なのでは、と感じる事もあります。

 

でもそのお客様は『今』苦しんでおられて、それをどうにかしたいと思って来てくださっているわけです。

 

表面上はそうは見えないようにふるまっておられても、どんな事であっても内心のつらさはご本人にしかわからない所でもありますし、少しでも軽くして差し上げられたらと思う気持ちは当然あるけれど、それはそれとしてどうするかはやはり悩みます。

 

 

逆に人生経験豊富なお客様だと、年季が入ってこじれにこじれまくっていて、もう十分その事に対して時間を、もしかすると何十年という単位で使ってしまっておられる事もあるわけで、これ以上時間を無駄にしないために出来るだけ早急に対処法をお伝えしたり、エネルギー的に処置してしまった方が良いのではないかと思う事もあります。

 

でもお客様のハイヤーセルフは、お客様ご本人がこの状態をしっかりと体験しきって、そのうえでご本人が自分の力で感じ取って気づく事が大事だと伝えて来ている、という事もあります。

 

これ以上にまだ時間をかけろと…?!と、これも同じように悩みます。

 

 

葛藤した末にハイヤーセルフに従う事が常ですが(そうでなきゃ私自身のエゴになってしまう)、こういった時とてもジレンマを感じます。

 

 

視えたものが良い結果であっても悪い結果であっても、やはり視えたものをお伝えする際は慎重にしなくては、お客様との信頼関係に容易にヒビが入ってしまうものでもあるし、かと言ってヒーラーの仕事はお客様の機嫌を取る事では決してありません。

 

そのような事を、イベントを通じて改めて肝に銘じました。

 

 

私個人としては、どういった結果が視えたのであれ、最終的には出来るだけ前向きな気持ちになって頂いてからセッションを終えたい気持ちはやはりあるので、その努力は常にしたいと思っています。

 

どういった事をどのようにお伝えするにせよ、例え現時点ではお客様にご理解いただけなかったとしても、長い目で見てお客様にとってプラスになるようなセッションが出来ればいいなと祈りながらセッションをさせて頂いておりますし、今後もそれは忘れないようにしなくてはいけないなと思っております。

 

 

 

また、イベントなどの短時間のセッションの場合、時間が足りず深い所まではリーディング出来ないという面もあります。

 

リーディングはまず表層に近い所から切り込んでいき、そこから芋づる式に掘り進めていって、深いところまでいくという形になる事も多いので、ある程度時間を頂ける方がお客様とヒーラー双方にとって実りのあるセッションになりやすいです。

 

セッション時間が短いとどうしても深い所までいかずに終わらざるを得なかったりする事も多いですし、なによりイベントはその性質上ザワザワと他の方が行き来する中でやるので、プライバシーにかかわるような深いお話をする場所としては適していません。

 

お待ちのお客様もあまりに近い場所に立っておられる場合は、少し距離をあけて頂けるようお願いするなどもしておりますが、やはりどうしても限界はありますし、お客様の側としても、誰にも聞かれたくない深刻な悩みを話したい場所ではないと思うのです。

 

ですのでやはり出来れば正規セッションをお取り頂いて、ヒーラー側もお客様側も両方が落ち着ける環境でじっくり拝見するのが望ましいと常々思っております。

 

オーラリーディングにしたって、本当であれば7層すべて、最低でも3色ずつ、21色はリーディングしたい所なんですが、イベント会場でそれはさすがに出来ませんのでね…。

 

 

ので!

 

正規セッションご依頼お待ちしておりまっす!(・∀・)

 

 

 

次回の投稿では12月の癒しスタジアム出展のお知らせもしたいと思っておりますので、よろしくお願いします(*´∀`*)