ロイヤルブルー・スピカ

スピカへ向かう箱舟

過去生いろいろ

自分自身のクリーニングをする日々の中で、時折『あ、これ自分の過去生の映像だな』と思うものが視える事があります。

 

証拠なんか何もないんですけどね。でも納得してしまうというか。

 

先日クリーニング中に視えたものは、男性として船乗りをしていた頃の自分の人生の一部でした。

 

 

 

時々『私の過去生を視て下さい!』とおっしゃるお客様もいらっしゃいますが、あえて過去生にフォーカスをあてて視るという事は、私はあまりしません。

 

 

セッションでそういうご依頼があった場合は、『リーディングをしているうちに、お悩みの原因が過去生から来ていると分かったり、お客様のハイヤーセルフが必要だと判断して視せてくれる映像の中に過去生の映像があったりした場合は ” こういう過去生をお持ちで、その時に体験したこれが原因ですね ” とお伝えする事はありますが、こちらからわざわざ過去生にアクセスする事は基本的にはしない事が多いので、過去生の情報がリーディング中に出てくるかどうかは、実際に視てみない事にはわかりません』とご説明しています。

 

 まあ確かに視えると面白いのは面白いんですけどねー。別に視ちゃいかんもんでもないですし、客観的にみるのであればエンターテインメントとして『へえー!私そんな過去生だったんだ!おもしろーい!』と純粋に楽しむというのもありだと思いますが、あくまで過去生は過去生ですのでね。必要があるならともかく、終わった事をあえて視ても仕方ない、という感じではあります。だからといって視て得られるものが全くないというわけでもないので、あくまで私の考えですけどもね。

 

過去生をエンターテインメントとして楽しむっていうのは、今の自分じゃない頃の過去、つまり今の自分に直接は関係がないと思うからこそのものだと思うのですよね。映画や小説などのフィクションと同じ位置づけとしての楽しさかなと。

 

別にそれが悪いって訳じゃなくて、ただ、エンターテインメントとして楽しむにはいささか向いてないものが視える事もわりと多くてですね…。

 

お客様のものなら、視えるものの中から出来るだけ多くの情報を拾ってお伝えしようという意識が働いたり、時間が限られていたりするのである程度かいつまむ工程の中で客観視がしやすいのですが、これが自分のものとなると映画のように視るというよりも追体験になってしまい、その時の感情まで自分の中に入り込んでくるので、それこそ号泣しながら映像を視る事も珍しくありません。視終えた後、顔が涙と鼻水でむっちゃくちゃで衝撃通り越して笑撃映像と化す事もあります・笑。

 

しかも1回だけならともかく、その過去生から来ているカルマ(簡単に言えば過去生のなかでやり残した宿題や、おかしてしまった過ちの事)が解消されるまで、日を改めて何度も同じものが出て来たり、場合によっては回数を重ねる事でより深い事情や鮮明な映像まで視えてしまったり、感触やにおいなどの五感まで蘇ったりね……。綺麗なものならいいんですけど『これはひどい』としか言いようのないものもわりと多いです。

 

 

じゃあ、楽しいものだけ視るようにすればいいんじゃないの?

 

というわけにもいかないんですよねえ、これが。

 

私達がやっているリーディングは『今のその人に必要な情報やアドバイスをその人のハイヤーセルフに聞いて、出来るだけわかりやすく言語化してお伝えする』ものです。エネルギー的な負担が軽くなるようヒーリングも並行してさせて頂く事もありますが、リーディング自体はそれ以上でも以下でもないテクニックです。

 

過去生に限らず、ハイヤーセルフが必要だと思った事や、視せてもよいと判断した事しか基本的にこちらには視せてくれません。加えて我々も今必要のなさそうな事については基本的にはあえて視ようとしたりはしません。

 

だって、プライバシーとかもありますからね。

 

もちろんそれは銀行口座の暗証番号が何番とか、昨日誰と何を話して何食べたとか、今頭の中でココ〇チのカツカレーを甘口にしてチーズトッピングして食べたいって考えてるよね?って事がわかるとかって意味じゃないですよ・笑。

 

誰にも知られたくない、隠しておきたい、出来れば自分自身ですらも心の奥底に封印して忘れておきたいと思っているような、心の中のとてもデリケートな部分に触れる事も珍しくないという意味です。

 

以前受けたスピリチュアル系セミナー中、練習セッションの時にたまたまパートナーになった方からリーディングをしてもらった際に、こちらが聞いてもない事を勝手にリーディングされて、『〇〇について聞いてみたんだけどね!出来るって言ってるわよ!よかったわね!』と言われた事がありましたが、あれは一瞬固まりました。別に知られたくない事だったわけでもなかったし、確かに自己紹介やら雑談やらでその話はしたけれど、全く別のテーマについてリーディングしてもらっていたところで、それをリーディングしてほしいなんてひとっことも頼んでないし、ポジティブな結果だったからまだよかったけれど、そうじゃなかったらどうするつもりやったんやこの人…と。視えるようになるとなんでも聞きたくなっちゃうのもわかるんだけど、だからといって相手が聞きたいと望んでない事まで勝手に聞いたらだめです。ほんと。相手のハイヤーが自分からこれを本人に伝えて欲しいと言って来たとかならともかく、そこはわきまえるべきところだと思います。

 

視えるという事はご本人が今抱えている問題の原因を特定したり、解決したりするにあたって必要な情報だからハイヤーが視せてくれているわけで、逆に視えないものは今は必要のない情報であったり、今知ってもご本人に正しく受け止める準備が出来ていないためにあえてハイヤーが視せないでいる情報である場合もあります。

 

幸せに暮らしました、おしまい。な過去生が視える事ももちろんあります。でもキッツいものを視せられるか、幸せなものを視せられるかは、ほんまに博打みたいなもんです。やってみないとわからない。

 

それに、幸せな過去生であれば何も別に問題がないのですから、セッションなどで時間が限られている場合は、問題ない部分よりも問題がある部分を優先的に視る方が良いと私は思うので、『こういう過去生もあったみたいですねー』とひとことくらいでサラッと流して次を視る事が多いです。

 

どうしても気になる方は催眠療法とかヒプノセラピーとかの一種で前世療法というのがありますので、そちらへ行かれてご自身で視るほうが楽しいかもしれませんが、あれも『なんかおもろい過去生、見してんかー』言うてもね、ご指定通りおもろいのが視れるかどうかは微妙な所です。お願いするセラピストさんの手法にもよるかもしれませんが、私が行った事があるところは悩み解決の糸口を過去生から拾う手法の所だったので、きついのが視えることの方が多いのではないかと思います。

 

一度だけヒプノの前世療法に行った際に私が視たのは、ヨーロッパのどこぞのそれなりに大きな貴族に嫁いだはいいけど、旦那は私が息子産んだあとは浮気相手のとこ行ったきり殆ど帰ってこんし、義理の両親は冷たいし、出来の悪い旦那のツケがまだ幼い息子にすでにおっかぶさってて息子の表情死んでるし、なんやかんやで追い詰められて最終的に旦那をナイフで刺し殺そうとして失敗してその場でつかまってギロチン刑、という結末でしたからねえ。いやー、絨毯の感触とか、ナイフ握ってる感触とか、旦那の首筋にナイフが当たって切れた時の感触とか、殺害に失敗した絶望感とかそういうのまで蘇ってくるんですよあれー。

 

……ね?おもろいでしょ? '`,、'`,、(ノ∀`) '`,、'`,、

 

 

先日視えた、船乗りだった頃の私の過去生は、流れや結末としては正直あまり良いものではありませんでした。簡単に言うと、長い航海にでてる間に嫁が自分の親友と浮気して子供まで作ってたよ!っていう話でした。ひどいwww嫁のためにがんばってはたらいてこのしうちwwwなんてひどいwwww

 

でも視えたという事は、今の自分に必要な映像という事でもあるので、この映像から私は何かを学び取ったり、その過去生によって抱えたカルマをクリーニングしていくという課題を自分のハイヤーセルフから出されたという事なわけで。

 

私になにを伝えたい映像だったのかはなんとなく理解しましたが、もっとなにかありそうな感じもしたので、時間が経ったらまた視る事もある映像なのではないかなと思います。 

 

 

私的に面白かったのが、船乗りの過去生の映像を視た直後に思い立って、オラクルカードアプリでカードを1枚引いたらこのカードが出た事です。

 

 

 

はいドン。

 

 

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船。

 

 

これ、パストライフオラクルカードと言って、その名の通り過去生に関する事を主に扱うオラクルカードです。

 

私がアプリを使ってカードを一枚引きする時は大体、持ってるすべての種類のオラクルカードの中から1枚引く機能を使って引く事が多いです。この時もそうしたんですが、まさか何百枚とある中から、まさに今ドンピシャでこのカード引くか?!(๏д๏)……と。

 

(カードのセールがあるたびにちまちま買ってたら、いつの間にか全種類買ってたから本当に全部で何百枚とあるはずなのよ…。アプリなので物理的にはかさばらないけど、本物のカードで買ってたら相当棚を圧迫してるだろうなと思う)

 

こういう事があるからスピリチュアルな世界って面白いなと思います。