ロイヤルブルー・スピカ

スピカへ向かう箱舟

コントロール脱却ワーク ご提供開始しました

コントロール脱却ワークのご提供を開始しました。

 

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コントロールという単語は本来であれば『調整』とか『舵取り』というニュアンスで使われる言葉ですが、人間関係においては『あやつる・あやつられる』、『圧力をかける・かけられる』といった、あまり良くないニュアンスも含まれます。

 

コントロール脱却ワークはその悪い意味でのコントロールから脱却して、本来の意味である調整や舵取りをしていけるよう促すLOVINGです。

 

 

人間関係においてのコントロールって結構色々あります。

コントロールする事で他者からエネルギーを奪ってるんですね。

 

わかりやすいのが『私の言う通りにしないと悪い事が起きるぞ!』という脅迫者。

 

『どうしてお前は○○なんだ』、『なぜお前は○○したんだ』、『なんで私が怒ってるかわかる?』といった尋問者。

 

『私が不幸になる事でみんなが幸せになれるなら本望よ……』と弱々しい悲劇のヒロインを演じる事で他者に罪悪感を抱かせて同情心を集めたりする被害者。

 

見落とされやすいのが、空気の読みあいや周囲の顔色を窺って自分自身の意見や答えを言わずに『ちょっと私わからないです』『判断出来ないです』『もうちょっと考えた方がいいんじゃない?』とのらりくらりと曖昧な事を言って、決定や返答を保留したり先延ばしにしたりする傍観者。

 

 

大体大きくわけてこの4つがあります。

もちろん複合の場合もあります。

 

 

 

いやぁ……やられた経験あるし、やった経験もある……(;'∀')

 

 

やった経験としては、傍観者は昔はわりとよくやってました……。

失敗したりした時にお前がいいって言ったんだろ!って言われたりして責任が発生しちゃうのが怖かったんですよね。

どうする?みんながいいなら別に私はそれでもいいんだけど~、でも~~~○○とかさ~気になるよね~~~そうなると結論出せないよね~~~……みたいな。

 

うちの親族でも傍観者パターンやらかす人いましたよ。

親族同士であれについてはどうするとか、これについてどうするとか決める時、どんな事でも自分に話を通さないとすごい不機嫌になる人だったんですが、話をしたらしたで必ず『私は体が弱くてそういうの無理だから、私に出来る事はないわ~みなさんでやっておいて~』と逃げるので、やられる度にみんなが消耗するという。

 

 

 

やられた経験として一番私に多大な影響を残したのが尋問です。

 

『なんで俺が怒ってるかわかるか?』の尋問の何がおそろしいって、何を答えても何を答えなくてもその後に必ず叱責が来る事です。理由が聞きたいんじゃないんですよね。ただ相手を叱責したいがための前振り。

 

正解を答えても『わかっててなぜ自分を怒らせるような真似をするのか』と怒られるし、不正解を答えても『なぜこんな簡単な事がわからないのか』と怒られる。

 

元彼にめっちゃやられて、元彼の家の冷蔵庫を開けるという行為に決死の覚悟が必要になるほど病みました(;'∀')

 

 

『私、彼の家の冷蔵庫を開けられないんですよ』なんて言われても、何言ってんだこいつ???ですよね。普通に開けりゃいいじゃん……て。

 

普通カップルがお付き合いしていれば、相手のおうちにお邪魔する事は普通にありますし、その前にコンビニで飲み物を買う事も、おうちにお邪魔した時に家の主である彼氏から『さっき買った飲み物、冷蔵庫に入れといて』と指示を受ける事も普通にあるじゃないですか。(付き合ってても私は他人の家の冷蔵庫は断りなく開けないです)

 

冷蔵庫は扉が閉まってたら中がどうなってるかわからないですよね。

ドリンクホルダーが空いていればセーフです。飲み物を入れるための場所ですからね。そこに入れればミッションコンプリート。

 

でも、ドリンクホルダーが空いてなかったら?

とりあえず冷蔵庫のあいてる場所に入れる。ベターです。

 

 

どこにも空きがなかったら?

自宅だったら適当に物をどかして場所を作って入れるぐらいは当然しますが、自分の冷蔵庫じゃないから、勝手によけたりして場所を作っていいかどうかの判断がつかない。

 

しかも入れた場所が彼にとって不本意な場所だったら、尋問が始まるんです。

 

 

『飲み物、なんでこんな所に入れたの?』

『なんでこれ、動かしたの?』って。真顔で。

 

 

たかが飲み物なんですよ。たかが冷蔵庫なんですよ。

でもその飲み物の位置が彼の望み通りの所でなかった時、尋問から始まる叱責のコンボがもう怖くて怖くて。『常識がない』とか『気が利かない』とか『思いやりがない』とか『頭が悪い』とか……散々に言われました。

 

じゃあ聞けばいいじゃんと思うでしょ。

聞くとね、今度は『そんな事いちいち聞くな!そのぐらい自分で判断しろ!』って叱責されるわけですよ。自分で判断したらそれはそれで怒るのにね。冷蔵庫の前で立ち尽くしていたらそれもそれで『そのくらいの事になに時間かけてんだ!』だから焦りも出るし。

 

そんな感じの事がよくあったので、元彼の家の冷蔵庫の前に立つと動悸がして冷や汗が出てくるまでになり、たかが冷蔵庫の扉が私にとってはヘブン・オア・ヘルの分かれ道への扉そのものに見えていました。

 

 

いろいろあったな~( ˇωˇ )

 

こういう面では散々でしたが、女性としての私を貶めるような事は言わなかったししなかったし、逆にそこについては自信を取り戻させてくれたという不思議なところもあって、私はそれにすごく救われて一緒にいた所もありましたし、私自身こうやって様々なワークで自分の中の不要なものを捨てたりなんだりして来た今は、恨みとかは別になくて、単にそういう事が過去にあったなあという感覚になっています。この元彼の前に付き合ってた男性には女性としての自信を粉々にされたので……。いやはや。そっちも色々あったな。

 

 

 

とまあ自分語りですっかり長くなりましたが、私もコントロールされた経験もあればコントロールした経験もあります、という話でした。

 

 

コントロールって時には命すら脅かされる事もあるから、恐怖を抱く事も多いです。

 

また自分自身に対しても、調整や舵取りの意味でコントロール出来るのは素晴らしい事ですが、これが枠や制限になってしまうと生きるのが苦しくなる原因にもなります。

 

制限で自分を押さえつけている状態なので、その制限をやめてしまうと元に戻っちゃう。元のダメな自分に戻りたくない、という意識によってどうしても過剰に自分を律する事をやめられないから、いつも心身に力が入ってしまっていて疲れやすかったり、いつかどこかで無理が来てしまう事も多いです。

 

 

コントロール脱却ワークは、自由に延び延びと思うまま生きていきたい方におすすめです。