ロイヤルブルー・スピカ

スピカへ向かう箱舟

ルノルマンカード占い

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世の中にカード占いの類はたくさんありますが、その中でももっとも一般的なのがタロットカードなのではないかと思います。

 

私もスピリチュアルな事を本格的にやり始める前に、友人の影響で占いの勉強をしていた時期がありまして、タロット、ルーン、西洋占星術などをかじりました。

 

スピの世界に本格的に足を踏み入れてからはオラクルカードアプリでたまに引くぐらいで、自分を占う事もあまりしていなかったのですが、先日Twitterで見かけたルノルマンカードの講座が面白そうで、というか参加者特典のグッズが素敵だったので講座にお邪魔してまいりました(限定や特典という言葉に弱い人種)。

 

講師は占いに詳しくない人でも多くの方がお名前を知ってるであろう鏡リュウジ先生、そして伊泉龍一先生、桜野カレン先生でした。

 

鏡先生と桜野先生を生で拝見したのは今回が初めてですが、伊泉先生は実は大阪でマルセイユタロットの講座をしていらした時にお世話になってた事があります(伊泉先生は覚えていらっしゃらないと思いますが)。

 

会場が中之島中央公会堂だったんですが、私にとってあそこは中学高校時代にとある事で3か月に1回くらいのペースで行ってた場所でもありましたので懐かしかったです。

 

 

 

桜野先生『私が学生の頃はここでコミケ(みたいな事)やってたんですよ』

ヒィ…!

こ、これは当時すれ違ってた可能性が非常に高い…………ッ!

会場でも何人か頷いてたお客さんいたぞ!お仲間め!

 

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アインシュタインヘレン・ケラーガガーリンも来た事あるような国の重要文化財なんだけど、実は昔そういう事やってたんだよ。すごいよね。老朽化で工事して以来そこではやらなくなったんですが。ちなみに部屋は誰でも借りられます。

 

 

 

 

肝心の講座の内容は簡単なルノルマンの歴史から始まって実践、先生方からのプチ鑑定などもあり短い時間でしたがとても充実した講座でした。

 

伊泉先生は『相手の質問は聞くな』ってマルセイユタロットの時もおっしゃってたよ。

(黙ってカード引いて『はいこれが今の貴方へのメッセージです』って言えばそれだけで相手が自分の問題と照らし合わせて解釈する、というお考え)

なんというか、お変わりないようで…笑

 

 

 

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これがルノルマンカード。タロットのようにそれぞれ意味ももちろんあるのですが、タロットカードと違ってルノルマンはどちらかというと象徴的であったり、本人がカードから連想したものをその意味として解釈する事も許されている(?)占いです。解釈が複雑ではないため簡単に使えるという事で最近人気が出ている占いでもあります。

 

例えば手紙のカードとハートのカードが出たら、カードの意味どうこうは置いといて、連想されるものってラブレターかなって気がしますよね。

 

実際手紙には情報とか知らせという意味があり、ハートには愛情とかときめきという意味がありますので、愛情を知らせる……となると愛の告白と解釈しますが、先ほどのようにカードそのもののイメージからの連想とそうズレてないですよね。こんな感じで、意味を知らなくても意味がわかる。

 

だからといってルノルマンにおける『簡単に出来る』の理由が『一般的に連想するものが意味としてつけられているから』と言い切ってしまうのはちょっと違うんですよね。(もちろんそれもあるけれど)

 

例えば魚のカード。これは財産の意味があるカードなのですが、意味を知らずに魚のカードを見た時、何を思いますか?

 

今度のデート、水族館に行くといいかも!

 

かもしれないし、おなかを壊している時であれば

 

そういえば昨日、鮮度の怪しい魚を食べたぞ…!腹痛の原因はこれか!

 

かもしれません。

 

どっちも財産なんて意味はどこにも含まれてないですよね。でもそのカードを見た本人がそう解釈したなら、それが一番の正解っていう。

 

 

こういう所が、私がやっている透視リーディングとちょっと似た所があるのでは…と思ったんです。

 

お客様のリーディングをしているとたまに、私には意味が分からないけれども、やたらと強調して視せられる映像というのがあったりします。ただの丸とかただの青色とかなのに、何故かこれを本人に伝えて欲しいとハイヤーが言ってくるとかね。意味がわからない時はハイヤーセルフに意味を尋ねるんですが、それでも答えてくれなかったりよくわからない事もあります。

 

そういう時こちらはどうするかというと『ハイヤーに意味を尋ねても教えてくれないんですが、ハイヤーが伝えて欲しいと言っているのでそのままお伝えしますね』と言って素直に視えたものを出来るだけ視えたままお伝えします。

 

本来それだけでは何の意味もないような映像であったり、一般的に連想される意味だけで推察すると今までのリーディング内容やご本人がおっしゃってる事と話のつじつま合わなくなるじゃん…となってしまうような映像でも、そうやってお伝えすると、ご本人の中ではこれという明確な意味を持っていたり、これ以上なく辻褄が合っているものだったりする事があります。

 

ルノルマンもそういう所があるのかなあ、とこの講座を受講して思いました。厳密に言えばルノルマンに限った話ではないのでしょうが、他のカード占いに比べるとそういう面が強めなのかなと。

 

占いとスピリチュアルって似たジャンルに思えるんですが、勉強してみると結構違うもんなんですよね。上手く説明できないんですけど。この3年くらいはあまり占いの勉強してなかったんですが、スピの勉強の後に戻ると、これはこれでまた新鮮な発見や楽しさがあるものだなと思いました。

 

 

んで、やるかどうかまだわかりませんが、占い師さんやヒーラーさんのブログで『今週のカード』みたいな感じでやっていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいますし、今まではそういうのはよそ様にお任せしたほうが良いかなと、なんとなく思っていたのもあってここではやってなかったんですが、ルノルマンカード使ってやるのも面白いかしらーとかちょっと思ったりしております。

 

面白いっていうのはあくまで『私が』という意味なのですけどね。

ただ性質上『カードの意味はこうですけど、あなたが直感的にこれだと思ったものがあれば、それの事です』みたいな感じで、見た方に解釈を丸投げするみたいなことになる気もして、それもどうなのかと思わなくもなかったりで。

 

…別にいいか?どうなんだろ?

 

もし実際にやり始めたらその際はよろしくお願いしますー。